「手軽に離乳食を作りたい」「焼き固めて、手づかみ離乳食にしたい!」そんなママやパパの強い味方がパンケーキミックス(ホットケーキミックス)です。
パンケーキミックスを使えば、粉をふるう手間もなく、簡単に手づかみ離乳食が作れます。
この記事では、離乳食に適したパンケーキミックスの選び方と、月齢別の活用レシピを管理栄養士が解説します。
パンケーキミックスには、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーなどが適切な配合で入っているため、計量の手間が省けて失敗が少ないのが最大のメリットです。
パンケーキだけでなく、蒸しパン、ケーキ、おやきなど、さまざまな料理にアレンジできるのも魅力です。パンケーキ生地に野菜を混ぜれば、苦手な野菜も食べてもらいやすくなります。
パンケーキや蒸しパンは、赤ちゃんが手で持ちやすく、手づかみ食べの練習にぴったりです。
とくにパサついて食べにくい野菜は、混ぜこんで焼くことでぐっと食べやすくなります。
パンケーキミックス(ホットケーキミックス)には多くの種類がありますが、赤ちゃんに使うなら、原材料をしっかり確認することが大切です。
離乳食において、不安要素の1つが「アレルギー」ですね。
パンケーキミックスには、アレルギーのもととなるアレルゲンが含まれます。
離乳食期の3大アレルゲンは、「卵」「乳」「小麦」であり、アレルギー児のほとんどは、これらが原因といわれています。
しかし、アレルギーがあるかわからない場合は、避けるだけが良いのではなく、少しずつ食べることが推奨されています。
パンケーキミックスには、それらのアレルゲンが含まれています。
商品には必ず、アレルゲンについて書いてあるので、チェックしましょう。
また、あわせて原材料を確認し、初めての食材をあげる時は1種類のみにする必要があります。
離乳食期のパンケーキミックスは、甘さ控えめのものがおすすめです。
判断基準としては、食べてみて甘さが少ないものや、ベビー用として売られているもの、甘さ控えめという記載があるものなどです。
そうではない場合は、野菜などをたくさんいれて、苦手なものを食べるきっかけとして利用したり、他の食事で甘さを控えたり、頻度が多くなりすぎないようにしましょう。
与え方: 小さく切って、軟らかめに
パンケーキミックスを使った蒸しパンや、水分を多めに加えた軟らかいパンケーキがおすすめです。
注意点:
- 小麦、乳アレルギーの可能性があるため、初めて与えるときは少量から
- 卵入りのパンケーキミックスを使う場合は、卵アレルギーにも注意
与え方: 手づかみ食べにチャレンジ
スティック状やひと口サイズに焼いたパンケーキで、手づかみ食べの練習ができます。
注意点:
- 飲み込みやすいよう、牛乳や水分と一緒に
- 喉に詰まらせないよう、様子を見ながら
与え方: 野菜や果物を混ぜたり、トッピングを工夫したり
さまざまなアレンジが楽しめます。
注意点:
- 甘いものばかりにならないよう、食事系パンケーキも取り入れる
- おやつとして与える場合は、量に注意
パンケーキミックスで作った離乳食は、冷凍保存しておくと便利です。
パンケーキに生地に混ぜ込むことで、自然に野菜が摂れます。
- ほうれん草、小松菜(ペースト状に)
- にんじん、かぼちゃ(茹でてつぶす)
- ブロッコリー(細かく刻む)
ぱさつきやすい魚は、生地に混ぜることで食べやすくなります。
尚、魚も肉も、中にいれるときは加熱されているものを使うようにしてください。
- ツナ缶(水煮缶)
- しらす(湯通しする)
- きな粉
- ヨーグルト
パンケーキは、粉をふるったり、混ぜあわせたりしなくても使える便利なものです。
一方で甘さが気になります。
この甘さは「食べにくいものを食べやすくする調味料」ととらえて、
さまざまなものを一緒に焼きこむのがポイントです。
また、離乳食期では まだうまく噛めずに口にほおばりすぎてしまうことがありますので、
水分でふやかしたり、水分とともにあげることもポイントです。
お子さんの健康状態や発達には個人差があります。
卵、乳、小麦などのアレルギーに注意しながら、少量から始めてください。
気になることがある場合は、かかりつけの小児科医や管理栄養士、地域の保健センターにご相談ください。