牛乳・乳製品に含まれるタンパク質は「乳タンパク質」と呼ばれており、大きくホエイ・カゼインの2種類に分けられます。
乳タンパク質は、他のタンパク質同様、摂取後は体の構成成分となる・体の機能を調整する・体を動かす際のエネルギー源となるといったはたらきをすることから、生きていく上で必要となる重要な栄養素の一つとされています。
タンパク質の栄養価がわかるアミノ酸スコア(100に近づくほどタンパク質を有効に活用できるとされる)という指標によると、牛乳やヨーグルトのアミノ酸スコアは100。(参考文献※1) これは、体内では作り出せないアミノ酸の含有量が理想的な数値になっていることをあらわしています。牛乳・乳製品由来の乳タンパク質は、栄養が偏りやすい現代にこそ積極的に取り入れたい栄養素といえるでしょう。
他のタンパク質との違いは?
乳タンパク質と他のタンパク質を比較した際に注目される特徴として、栄養価の高さと消化吸収力が挙げられます。
栄養価については前述のアミノ酸スコアに加え、摂取したタンパク質の栄養吸収率がわかる「生物価」でも高い値となっています。(参考文献※2)生物価とはタンパク質がどれだけ消化・吸収されて体内に取り込まれたかの指標で、全卵タンパク質を100とした相対値で表されますが、牛乳のタンパク質は84.5と高い値です。
近年では、DIAAS(消化性必須アミノ酸スコア)というタンパク質についての新しい評価指標も注目されています。
DIAASは、タンパク質に含まれているアミノ酸の組成だけではなく、そのタンパク質がどのくらい消化されやすく、体内で利用されやすいかを総合的に判断した指標です。 (参考文献※3)
乳タンパク質は消化吸収力に関しても優れた機能を持っており、カゼインとホエイの2種は消化・吸収の速度こそ異なりますが、それぞれの特性を活かして確実に栄養が体内へ吸収、活用されるしくみになっています。
乳タンパク質には、体をつくるうえで重要なはたらきをする分岐鎖アミノ酸(BCAA/バリン、ロイシン、イソロイシン)が豊富に含まれています。特にロイシンは効率的な体づくりに貢献するアミノ酸であることから、1回の食事ごとにロイシンを豊富に含むタンパク質を摂取することが重要です。
さまざまなタンパク質の中で、ロイシンの含有率が高いタンパク質のトップ3を、乳タンパク質が独占しています。(参考文献※4)
タンパク質は体内に貯めておくことはできない栄養素であるため、各食事で十分な量を摂取しなくてはなりません。しかし、昨今主食中心の食生活やダイエット・高齢化による食事量の低下からタンパク質の摂取量が減っている年代も報告されています。
農林水産省の調査では調査対象の57.5%もの人が朝食は主食のみである、と回答しています。※調査対象:18~39歳の男女2,000名
タンパク質の摂取が推奨されているタイミングとして「朝食時」と(参考文献※5)、様々なエネルギーを消費する「運動後」(参考文献※6)等が挙げられますが、上記の調査と照らし合わせるとタンパク質の摂取が推奨されている朝食時でその機会を失っているのがわかります。
よつ葉乳業の「北海道のむヨーグルト朝のミルクたんぱく」は、北海道産乳原料でつくったヨーグルトをぎゅっと濃縮し、おいしく乳タンパク質を高めました。
日本人の食事摂取基準で成人が推奨されている1日のタンパク質量を3食で割った場合、運動量と性別で違いはあるものの1食20〜30g摂取するのが望ましいという計算になります。(参考文献※7)
「北海道のむヨーグルト朝のミルクたんぱく」は容量が250gに対し、タンパク質量は15〜16g(甘さ控えめ15g・砂糖不使用16g)となっており、タンパク質が不足しがちな朝にはぴったりの栄養価です。 ピザトースト(チーズ、ベーコン):11.6g(参考文献※4) + 朝のミルクたんぱく = 総タンパク質量26.6g~27.7g
朝食に、のむヨーグルトと合わせてチーズトーストを食べられる場合は、チーズの伸びが楽しめる 「よつ葉北海道十勝 3種のチーズ贅沢モッツァレラブレンド」がオススメです。
タンパク質は非常に重要な役割を持っていながら、特に不足しやすい朝食において忘れがちな栄養素です。高品質な北海道産乳原料でつくった 「北海道のむヨーグルト朝のミルクたんぱく」を新しい朝の習慣にしてみませんか?